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想いの色世界

青い空に 私の心が溶け込んでいくよ
君の元へと向かう足が いつの間にか弾んでる
彩られた 音符を羽ばたく鳥たちに重ねて
広がっていく色のメロディーを 口ずさんでいこうよ 

透明なガラス 太陽にかざしてみるとほら そこには綺麗な虹色に光るリング
高鳴ってく鼓動 カラダ全体で感じて もうはちきれそうよ


君の声に 私の頬が淡く染まっていくよ
届けたいこの想いは 風に乗ってどこまでも
水に映る 白い綿雲が波紋でくだけて
繋がってく音(おと)の色彩を 胸に描いていこうよ

そよぎ揺れる草木 緑が精いっぱい映えてほら 優しく二人を包んでくれる匂い
透き通ってく瞳 視界に映ってる全てが 音を奏でて踊る素敵な色の交響曲(シンフォニー)


(オレンジ色の夕日に 伸びる影)   
(いつまでもこのまま)
ずっと並んでいたいな


暗い闇に 怯えて震え縮んでいたとしても 勇気をくれる星達
ライトアップされた月明かりのステージで 静かに優しい光をまとい歌う夜想曲(セレナーデ)

リンリン鳴る黄色い 鈴の音にほんの少しだけ 不安がよぎってく 色を塗り替えられそうで
震えていく背中 怖くないと誤魔化しながら 私だけの色を見せるよ そう青と緑を


青い空に 私の心が溶け込んでいくよ
君へとすぐに向かうから お気に入りのスカートで
彩られた 気持ちを風に揺れる花に重ねて
広がっていく色のメロディーを 口ずさんでいこうよ

(今すぐに)

会いたいから



In August 2008,written by yuu_kazahara