luna notte
もう暗く遠い空に
星たちが瞬く
過ぎる時とさわぐ風が胸の中締め付ける
水面(みなも)で微笑む もう一人の私がいる
重なる瞳の奥 光と影が背中あわせに遠い未来を見ている
聞こえる雫音(しずくおと)が
心にも響いて
まるで魔法解けたみたい メロディーが流れてく
目を閉じ祈るよ 明日も笑顔でいるように
想いに迷いは無い 月に伸ばす手 届かなくても 淡い光を掴める
葉の上 夜露流れ
小鳥が囀(さえず)るよ
もう空が明けていく
In August 2008,written by yuu_kazahara