理奏響
切れかかっている 街灯の袂(たもと)
響く雨音(あまね)と 頬をつたう哀涙(あいるい)
手を伸ばしたら 掴めそうなのに
零れ落ちてく 砂のように崩れて
「明日がモノクロでも
形があればそれでいいの」
なんてつよがり ねえ?
夢を見させて
限りある時間
明るい未来を
腕の中抱きしめ Ah-
夜の国道 信号待ちながら
無理して着てた ドレスとヒール脱ぎ捨て
小さな頃描いた願いは 叶う事は無いと
諦めていたけど
移りゆく刻(とき)
街も人もみな
ここから駆け出す
光へと目指して Ah-
虹がかかった
雨上がりの空
水しぶき上げて
私も走り出そう Ah-
In December 2009,written by yuu_kazahara