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夢を追って

夢を追う子供と
夢を壊す大人が
混在する街中
歩いてみようか

飛び交う笑い声と
飛び回る車が
頭ん中に響いて
鬱陶しくなる

愛と優しさを持っていても
金にならなきゃ無駄なモノ
個性を捨てる事推奨する
資本主義にも程がある

まるで全てを悟ったように
人が人を評価する
個人の好き嫌いで判断する
これが普通と言われても

理想ばかり語っていたって
この時代生きていけないって
平気で言い放たれたって
ボクは夢を追い続けよう

形ある銅像と
形の無い心が
綺麗な物になるよう
磨いてみようか

好きなバンドの歌
好きな娘と聞きながら
将来についてを
話し合う午後

投げ捨てられた希望が
道行く人に踏まれて
薄汚れてボロボロだとしても
また拾い上げてかざそう

現代社会の常識が 
ゲームのようにリセットされ
元気を搾り出した人だけが
結局道を作っていく 

夢って何って聞かれたって
そんなの言葉に出来ないし
自分の中にいつも持ってる
最高の姿なんだ

若者は何も考えず
ただのほほんと過ごしてる
そんな事勝手に思っている大人
ここにきて正座しろ!

偽りの自分が出来ない
正直者がバカを見る
そんな世の中になってしまったんだ
だけど・・・

理想ばかり語っていたって
この時代生きていけないって
平気で言い放たれたって
ボクは夢を追い続けよう

さあ、正直者が勝つ番だ



In May 2005,written by yuu_kazahara